写真集
『赤道白書』
2015年3月にサントメ・プリンシペのロラス島ではじめて赤道を見た時、地球上の陸地に赤道が通っているすべての国を旅してみたいと思いました。調べてみると、それはたった11カ国しかありませんでした。
明確な目的地や見るものを決めず、赤道あたりをぼんやり目指してみる……そんな答えのない旅で見つけたものは何だったのか? 国をひとつずつ旅しながら撮影し、写真とエッセイを残しました。
「赤道との出会い」<サントメ・プリンシペ民主共和国>
「会心のウェディングドレス写真」 <ガボン共和国>
「恐るべきラメリーン 」<コンゴ共和国>
「NO PROBLEMな男」<コンゴ民主共和国>
「強盗事件と妻のひとこと」<ウガンダ共和国>
「ケニア留置所日誌」<ケニア共和国>
「未承認国家で新聞に載った話」<ソマリランド共和国>
「出るか!? 皆既日食」<インドネシア共和国>
「珍獣と暮らす島、ガラパゴス」<エクアドル共和国>
「あやしいアマゾン川ツアー」<コロンビア共和国>
「背泳ぎするワニの旅」<ブラジル連邦共和国>
3年半の期間に13回の渡航を繰り返し、229日の時間をかけて赤道の国すべてを巡った旅の「記憶」です。
サイズ 225mm×200mm 240ページ
<2022年 私家版>
本体 4,400 円(税込 4,840 円)
『SAHARA』
最新作『SAHARA』では、これまで作者がさまざまな地で目にし、体感し、写真に収めてきたエッセンスが、サハラを流れた10年の月日とともに詰まっています。
目をうばわれる風紋の造形、砂漠のライン、光の表情、遊牧民ノマドの日々、広大な空間。いずれもダイナミックでありながら、写真からは静謐な佇まいが感じられます。砂漠の温かさと寂しさ、美しさや怖さ、不変と変化を同時に感じる不思議な時間の流れ。尽きることのない魅力を、モノクロームで浮かび上がらせた1冊。
サイズ A4判 90ページ
<2019年 日本カメラ社>
本体 3,600 円(税込 3,960 円)
『ナウル日和』
誰も行ったことがない世界を見てみたい…そう思って、見つけたのが『ナウル』です。太平洋南西部、ほぼ赤道直下に浮かぶこの島は、1周約19km、約10,000人が住む、世界で3番目に小さな国。
かつては良質なリン鉱石が採れたことで、それを輸出するだけで国民全員が働かずして食べていける『世界一裕福だった国』でした。そのリン鉱石が枯渇することで経済活動が完全に停止し、そして現在は90%を超えるといわれる非常に高い失業率と、世界トップレベルの肥満率と糖尿病率とに悩まされている…
そんな世界に実際に行ってみると、青い空と海に囲まれた小さな島国で、のんびりと楽しく生きているナウルの人に魅了され、3年間、足繁く通うことになりました…。
サイズ A4判変型 104ページ
<2014年 日本カメラ社>
本体 3,200 円(税込 3,520 円)
『赤道海国 サントメ・プリンシペ』
赤道にある国へ旅を続ける写真家・小澤太一。その赤道旅のきっかけとなったのは、2015年に訪れた、大西洋のギニア湾に浮かぶ小さな島が始まりだった。海に囲まれた東京の面積の約半分ほどの小さな島国・サントメ・プリンシペに暮らす人々やその風土を捉えた写真集。
Nine Galleryでの写真展開催にあわせて、Canonの高品質業務用フォトプリンターDreamLabo5000によるオンデマンドで制作。
◆表紙:写真表紙(ハードカバー)
◆外寸:W300×H200mm
◆印刷機:DreamLabo 5000
◆用紙:ラスター
◆ページ数:114ページ
◆販売冊数:200冊
◆その他:サイン入り
<2019年 限定版>
本体 15,000 円(税込 16,500 円)
『レソト日和』
アフリカ大陸の最南部、南アフリカ共和国の中に、四国よりもやや大きいほどのサイズ、国の全土が1500mを超える、山だらけの国があります。それがレソト共和国。2009年12月に初めてこの国を訪れ、小さな孤児院と知り合い、足繁く通い、2011年にその孤児院をテーマにした写真展を開催しました。
しかし何度もレソトに通ってはいるけれど、孤児院の外の世界はあまり知りませんでした。 そこで、今度はレソト全体を見てみたい…と、国中いたるところを旅することにしてみたのでした…そうしてできたのが、この『レソト日和』です。
コニカミノルタプラザでの写真展開催にあわせて、Canonの高品質業務用フォトプリンターDreamLabo5000によるオンデマンド制作。写真展期間中のみの受注。
♦︎A3相当サイズ(実寸400mm×290mm)
♦︎縦判型
♦︎80ページオールカラー
♦︎CANON DreamLabo5000にて印刷
<2015年 限定版>本体 9,999 円
完売御礼
『Don Det』
『Don Det』とは、ラオス語で『デット島』という意味です。ラオス最南部、メコン川の中洲にあるデット島は、周囲わずか7kmほどの小さな島。舗装された道はなく、雨が降るとぬかるんでバイクや自転車で走るのがとても困難になります。水牛や鶏、豚などの動物はとにかくたくさんいます。見渡す限りの田んぼと、島の周囲はメコン川、その茶色く濁った水の向こうに見える島は、もうカンボジア…というほど国境ギリギリの、とてものどかな島です。
このDon Detを知るきっかけは、とても偶然なことでした。アフリカ・サハラ砂漠でたまたま会った世界一周をしている人とのふとした会話の中で、『これまででどこが一番素敵な場所でしたか?』と聞いてみたところ、『Don Detが一番だったよ』という返事が。それから僕はDon Detに通い続けることになるのでした…。
TOKYO ART BOOK FAIR2017にあわせて、期間限定、数量限定で制作。
♦︎実寸294mm×214mm
♦︎110ページオールカラー
♦︎CANON DreamLabo5000にて印刷
♦︎表紙はクロス(布)貼り。箔押し加工付き。
♦︎青、緑、白、オレンジの4色展開。
♦︎オレンジのみプレミアム版として、お好きな写真をフォトアクリル加工したものが付きます。
<2017年 限定版>
本体 通常版10,000 円・プレミアム版20,000円
完売御礼
『いつものそら』
ルーニィで開催した写真展『いつものみち』にあわせて、娘の生まれる前からの現在までの3年間の日々の記録と記憶をまとめた写真集。
キヤノンのDreamLaboを使った高品質写真集です。総ページ366Pというのは、DreamLabo史上、もっとも厚い写真集となります。
『写真家としてのこだわり』と『おとーたんとしての親バカ』を高い次元で融合させた家族写真集。
♦︎実寸300mm×300mm
♦︎重量3600g
♦︎366ページオールカラー
♦︎CANON DreamLabo5000にて印刷
<2019年 限定版>
非売品