『赤道白書』

2015年3月にサントメ・プリンシペのロラス島ではじめて赤道を見た時、地球上の陸地に赤道が通っているすべての国を旅してみたいと思いました。調べてみると、それはたった11カ国しかありませんでした。

明確な目的地や見るものを決めず、赤道あたりをぼんやり目指してみる……そんな答えのない旅で見つけたものは何だったのか? 国をひとつずつ旅しながら撮影し、写真とエッセイを残しました。

「赤道との出会い」<サントメ・プリンシペ民主共和国>
「会心のウェディングドレス写真」 <ガボン共和国>
「恐るべきラメリーン 」<コンゴ共和国>
「NO PROBLEMな男」<コンゴ民主共和国>
「強盗事件と妻のひとこと」<ウガンダ共和国>
「ケニア留置所日誌」<ケニア共和国>
「未承認国家で新聞に載った話」<ソマリランド共和国>
「出るか!? 皆既日食」<インドネシア共和国>
「珍獣と暮らす島、ガラパゴス」<エクアドル共和国>
「あやしいアマゾン川ツアー」<コロンビア共和国>
「背泳ぎするワニの旅」<ブラジル連邦共和国>

3年半の期間に13回の渡航を繰り返し、229日の時間をかけて赤道の国すべてを巡った旅の「記憶」です。


サイズ 225mm×200mm 240ページ
<2022年 私家版>

本体 4,400 円(税込 4,840 円)